宇宙開発用途などの高精度機器のために開発された装置
MIL, JIS, IEC, DINなどの各規格試験が可能
最大速度変化15.6m/s、最大加速度5,000G（オプション：30,000G）、作用時間0.1～60msec、最大搭載重量100kgを実現
圧縮空気を利用したニューマティック方式により短いストロークで試料台を落下させ、大きな速度変化(Velocity Change)、高衝撃(High Acceleration)、長短な作用時間(shorter & longer duration)の衝撃パルスを発生させる、再現性に優れた衝撃試験装置です。
本装置は試験試料の耐衝撃性を試験して、信頼性および衝撃に対する構造健全性を評価できるように設計されています。
また制御システムにより条件設定が簡単に行え、マニュアルとオートの両方の操作ができます。そして断衝機構を備え、床や周囲に伝わる衝撃を最小限に抑えます。場所をとらず、十分な平面と装置の静止質量を支えられる床構造以外に特別な設備を必要としません。
特徴FEATURE
宇宙開発用途などの高精度機器のために開発された装置
安全性を充分に考慮した設計
停電時の保護機能および緊急停止ボタンによる電源遮断にて作動停止
セーフティインターロック機構
取り扱いの簡易さを重視
基礎工事が不要な据え置き設計
標準的な建屋天井に収まる高さ
システム構成SYSTEM ARCHITECTURE
システム構成
衝撃試験機、コントロールユニット、エアーコンプレッサー・エアータンクの構成。
オプションとしてショックパルスジェネレーターパッド、取付治具、セーフティフェンスなどがあります。
コントロールユニットには、操作ディスプレイ、衝撃波形計測・解析システム、フィルター・レギュレーターなどを内蔵しています。
衝撃試験機の試料台にて発生した衝撃パルスは、試料台上に取り付けた加速度センサーにて感知し、コントロールユニットの衝撃波形計測・解析システムにてデータを収集・解析が可能です。
