残留農薬検査キット アグリスティック
本製品は個人様への販売は行っておりません
残留農薬検査キット
農産物、食品、河川、土壌中の有機リン系およびカルバメート系農薬スクリーニング主体検査。現場による自主検査なので残留農薬の早期発見が可能で、GAPに適しています。
特 徴
- 呈色の有無で判定
- 迅速な検査
- 検査工程 2〜3ステップ
- 検査所要時間 15〜25分
- 操作が簡単
- 特別な装置、器具不要
- 高度な専門知識不要
- 熟練技術不要
- 事前トレーニング不要
- 誰でも操作可能
- 低コスト
用 途
- 農産物生産者の自主検査
- GAP(適正農業規範)に則した農薬適正使用の評価
- 農産物流過程での検査
- 食品会社での食材受け入れ検査
- 保健所等でのモニタリング検査
- 河川の水質、土壌等の環境分析
- 農業高校などの教育機関での実習用キット
@航空散布やドリフト飛散による農作物・畑作物の残留農薬チェック
A直売所における自主検査
測定原理
1.試料の種類 | 2.酵素の状態 | 基質の変化 |
対象薬剤を含む | ||
対象薬剤を含まない |
試料液中に検出限界以上の有期リン系、カルバメート系の対象薬剤が含まれている場合、コリンエステラーゼが不活化されるため、呈色基質と反応できない。従って判定部分は呈色しない(上図)。
一方、試料中に対象薬剤が含まれていない場合では、コリンエステラーゼは活性を維持した状態であるため呈色基質と反応し、その結果呈色する(下図)。今回評価した簡易検査法(アグリスティック)は上図に示したような有機リン系、カルバメート系殺虫剤がもつコリンエステラーゼ阻害作用を利用した定性比色測定法である。