ミルクチェッカー 主な仕様
測定方法 | 電気伝導度法 |
計算 | マイコンにて分房間差値を計算して表示 機器校正も自動計算(但し、試薬が必要) |
表示 | LCDバックライト |
測定範囲 | 0 - 13mS/cm |
精度 | 3% ± 1 digit |
自動温度補償 | 3 – 40℃ (25℃補正) |
電源 | 乾電池(単3 x 2本) |
消費電力 | 0.45mA (測定及びバックライト点灯時) |
本体寸法 | 91(w) × 45(H) × 181(D)mm |
重量 | 280g |
データ転送方法 | ケーブルによる転送 |
リアルタイムクロック | ICモジュール |
EEPROM | 500データ保管 |
各部名称と機能
@ | 金電極センサー | 内蔵されている電極で電気伝導度を測定します。 |
A | 温度センサー | 伝導度は温度変化に影響を受けやすいため、内蔵の温度センサーが内自動的に温度補正を行います。 |
B | 測定槽 | サンプルが採取しやすい構造です。 |
C | デジタル表示部 | デジタル表示により、4分房を同時に表示し、更に分房間差を計算し1画面に表示します。各画面により校正、時刻設定などを行います。 |
D | 電源ボタン (ON/OFF) |
スイッチを最初に押すことにより電源が入り、2度目に押すことにより電源が切れます。(6分以上放置すると電源は自動的に切れます) |
E | 測定ボタン (TEST) |
分房ごとにTESTを押すことにより4分房が表示され5回目にTESTを押すことにより分房間差値を計算して表示します。異常個所は点滅表示します。 |
F | クリアボタン (CLEAR) |
画面番号1-2、1-3、1-4、2-1を繰り返し表示します。 |
G | セットボタン (SET) |
各機能のセットに使用します。 |
H | キャリブレーションボタン(CAL) | 校正時に使用します データ転送時に使用します |
ミルクチェッカーの原理
乳房炎による乳質の変化の特徴は、NaClの増加とKと乳糖の減少です。 その割合は炎症の原因や程度に関係なく、浸透圧バランスによりほぼ釣り合っています。ミルクチェッカーは乳質の異常により乳房炎を診断出来るので、乳糖の低い成分乳も同時に確認出来ます。