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Expanite High-T は、窒素ガスによる高温処理プロセスです。 耐腐食性を大幅に向上させ(高PREN)、表面硬度も向上させ ます(700 – 900HV(ヴィッカース硬度))。 また耐摩耗性も向上させます(特にMartensiticタイプ)。
Expanite Low-T は、窒素ガスおよび炭素ガスによる低温処理 プロセスです。 表面硬度(1500 – 1800HV)および耐摩耗性を大幅に向上させ、 耐腐食性向上も期待できます。
Super Expanite は、 Expanite High-TとExpanite Low-T を併用 したプロセスです。 耐腐食性および表面硬度、耐摩耗性を大幅に向上させ、表面 部分の金属疲労も低減させます。
EXPANITEでは、ユーザーの用途・目的およびご要望を元に、上記プロセスをベースに最適なプロセス条件を設計することが可能です。

①一般にステンレススティールの表面は薄い酸化膜で覆われています。この酸化膜がバリアーとなり、炭素ガスや窒素ガスの原子の内部侵入を阻害します。

② Expaniteによるガス処理により、この酸化膜を除去し、炭素および窒素原子のステンレス表面部分への内部取り込みが可能となります。この後、酸化膜が再び自然に形成されます。

③ 表面コーティングではないため、高濃度の炭素および窒素原子により、より強固な表面処理が可能となります。





ExpaniteHigh-T プロセスによる表面硬度。ステンレス表面内部に至っても高い硬度を保持しています。

炭素ガスと窒素ガスの併用プロセスでは、単独使用よりもよりスムースな表面硬度特性を保持しています

SuperExpaniteプロセスでは、ごく表面では非常に高い硬度保持し、またステンレス内部に至っても高い硬度を保持しています。

14%次亜塩素酸ナトリウム溶液に浸し、時間経過後の腐食状態を試験しました。Expaniteプロセスでは、120時間経過しても目立った腐食は見られませんでしたが、他の2つのプロセスでは、24時間後に腐食が確認できました。