圧力分布を「リアルタイム」に「デジタル」測定!
シーリング圧力分布測定システム【I-scanシステム】


圧力分布のリアルタイム&レコーディング測定データを基に、
現実的で効率的な機器・装置の管理を提案します!

I-scanシステムの特徴

リアルタイムに圧力分布や、数値データを表示可能

フレキシブルなセンサーフィルム 厚みは約0.1mm

センサーは繰り返し使用可能!

センサーは標準で-40〜60℃対応(特注は最大200℃まで対応可能)

最大100Hzサンプリングで記録・再生

用途・測定対象に合わせた特注センサーの対応可能

I-scanシステムの測定結果が、生産の効率改善と製品の無駄低減に役立ちます!

「リアルタイム測定」と「デジタル化」のメリット

リアルタイム測定だからできること

シーリング機器のシーリングバーとシールされる材料の間にセンサーシートを挟んで、PC上のリアルタイム表示を見ながら、その場で機器の調整ができます。

ローラー間の左右高さ調整をはじめ、プレス機器の設定のために何度も感圧フィルムを取り換えて測定し直す必要はありません。

デジタル化のメリット

感圧フィルムの場合、色表示から直感的な調整は可能ですが、デジタル化することでピーク値だけでなく「経時変化」も測定することができます。

デジタル化した記録が保管できることで、品質管理、工程管理、ひいてはその後の機器開発に大きなメリットをもたらします。

感圧フィルムと何が違うの?

一般的に圧力分布測定に使用されている「感圧フィルム」と「I-scanシステム」の違い

違いその1

感圧フィルム
「ピーク負荷のみ」を計測(静的)
I-scanシステム
「圧力の経時変化」をリアルタイムに計測(動的)

違いその2

感圧フィルム
一度しか使用できないため、テスト毎にセットアップが必要で面倒。
I-scanシステム
センサーフィルムは繰り返し使用可能。テスト毎に交換の必要がありません。

違いがわかる解説動画

分類 感圧フィルム I-scanシステム
仕様(代表値) 仕様(代表値) 優劣
厚さ 約110μ(モノ)、約180μ(ツー) 約100μ
精度 ±10%以下 ±10%以下
使用推奨温度 20〜35℃ -9〜60℃
リアルタイム計測 不可 可能
データ解析機能 制限多し 機能豊富

I-scanシステムの事例

シーリング(包装)機器における種々のシール方式の圧力分布を測定し、生産プロセスの管理ができます。

事例-1 コンタクトレンズ容器のシーリング

コンタクトレンズ容器を密閉する超音波ウェルダ—機器で均一なシーリングを実現するため、圧力分布の測定を行い機器を調整します。

事例-2 食品パッケージのシーリング

食品包装機器において、パッケージシーリングのバーへ均一に圧力が加えられているかの調整と機器の管理が製品の完成度を上げます。リアルタイム測定と共に加圧時の時間経過のデータはその管理に欠かせません。

事例-3 錠剤パッケージのシーリング

錠剤パッケージをシーリングする機器で均一なシーリングを実現するため、圧力測定、比較を行い、機器を調整します。

I-scanシステム バリエーション

基本システム構成

Evolution®

最大100Hzまでのサンプリングで測定が可能。およそ2000点のセンシングポイントまでの測定がevolutionハンドルで可能です。

ハイスペックに対応

VersaTek®

高分解能センサー、高速サンプリング、大きなセンサー領域など、ハイスペックな計測に対応。ハンドルが複数必要なセンサーにも対応しています。

この機器だけでも測定できます

Datalogger

パソコンなどが持ち込めない環境での使用に適しています。サンプリング周波数は最大20,000Hzまで対応。

※サンプリング周波数はセンサーに依存しますので、ご要望のサンプリング、分解能、センサー領域をご相談ください。

シーリング圧力分布測定システム I-scanシステム

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