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ミルクチェッカーの判定

判定基準

測定値 6.2mS/cm以上< 異常乳
分房間差値 0.5mS/cm以上< 乳房炎

注:検査する場合は、4分房を検査してください。分房間差値を知る事により炎症の程度を知る事ができます。絶対値による診断には、全身性疾患、飼料の変化、発情、乳期、抗生物質による治療など考慮して診断してください。

実測値及び分房間差値により異常乳の判定基準

絶対値(ms/cm) 分房間差値 評価
6.2ms以下> 0.5ms以下> 正常乳
6.2ms以下> 0.5ms以上< 乳房炎乳の可能性有り
6.2ms以上< 0.5ms以上< 乳房炎乳の可能性と、低成分、生理的異常乳を伴う
6.2ms以上< 0.5ms以下> 低成分乳、生理異常乳

注:分房間差値が0.5を超えた場合は乳房炎のおそれがあります。

測定表示例

家畜共済の特殊疾病の診療指針(1986年)によると下記に記載されている電気伝導度数値のいずれか一方、もしくは両方を満たしている場合、乳房炎分房の恐れがあります。

伝導度絶対値(mS/cm) 6.2mS 以上 異常乳
分房間差値 0.5mS 以上 乳房炎

家畜共済の特殊疾病の診療指針(1986年)によると下記に記載されている電気伝導度数値のいずれか一方、もしくは両方を満たしている場合、乳房炎分房の恐れがあります。

絶対値(ms/cm) 分房間差値 評価
6.2>以下 0.5>以下 正常乳
6.2>以下 0.5<以上 乳房炎乳の疑いあり
6.2<以上 0.5<以上 乳房炎の可能性、低成分、生理的異常乳を伴う
6.2<以上 0.5>以下 乳房炎乳、低成分乳、生理異常乳

正常乳の例

4分房の差が0.5以下又は、実測値が6.2以下なので正常。

異常乳の例 (example 1)

*右端の絶対値は6.5且つ分房間差値は0.7を表示のため、乳房炎の疑いあり。
分房間差値の異常数値(0.7)は画面上で点滅します。

異常乳の例 (example 2)

*全ての絶対値が6.2以下且つ分房間差値が0.9なので乳房炎の疑いあり。
分房間差値の異常数値(0.9)は画面上で点滅します。

低成分乳、生理異常乳の例

*全ての絶対値が6.2異常且つ全ての分房間差値が, but DIF values are under 0.5. The device blinks all of abnormal quarters.
分房間差値:
*同じ分房の分房間差値が0.4を続けて表示する場合、乳房炎の恐れがありますので、獣医師にご相談下さい。

分房間差値 症状 対応例
0.5〜1.0 初期 乳房を入念に清浄し、ディッピングをしてください。
1.0〜1.5 中期 機器による搾乳は避け、手搾りで1日3回(朝、昼、夕方)搾ってください。
獣医師にご相談ください。
1.5以上 後期 獣医師に相談し、指示に従ってください。

[注意]:検査する場合は出来るだけ4分房を測定して下さい。分房間差値を知ることにより炎症の程度の目安を知ることができます。

  • 東 京 TEL:03-3545-2881

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